【保存版】【感想レポ】 映画『風のマジム』の沖縄先行公開に合わせて、那覇・シネマQで行われた舞台挨拶に参加してきました!主演の伊藤沙莉さん、芳賀監督、そして特別に原作者の原田マハさんも登壇。会場の熱気や生の言葉を写真とともに振り返ります。
舞台挨拶の概要
2025年9月5日(金)の沖縄先行公開初日、那覇・シネマQで舞台挨拶が行われました。
主演の伊藤沙莉さん、芳賀監督、そしてこの回のみ登壇の原田マハさん。会場は満席で、始まる前から「今日は特別な時間になる」という期待感に包まれていました。
印象に残ったあいさつと言葉
最初にマイクを握ったのは原田マハさん。
「沖縄の風をいっぱい込めた作品が素晴らしい映画になって、本当に嬉しいです」
伊藤沙莉さんは笑顔でウチナー口(沖縄方言)を交えてあいさつ。
「真心を込めてつくった作品を皆さんにお届けできて、でーじ嬉しいです。ゆたしくうにげーさびら」
この言葉に会場から大きな拍手が湧きました。芳賀監督も「沖縄の風景と人に支えられてできた映画」と、想いを込めて語っていました。
印象的だったトーク
伊藤沙莉さんは「マジムは特別な才能を持つ女性ではなく、普通の人。でも人の気持ちを受けとめられる存在」と語り、自然体で演じることを大切にしたそうです。
「一音間違えると迷子になるくらい難しかった」 — 伊藤沙莉(ウチナー口の習得について)
方言に苦労した裏話もありましたが、実際にはとても自然で、観ていて違和感がなかったのが印象的でした。
芳賀監督からは「南大東島では撮影できなかったので沖縄本島で似た景色を探し回った」という裏話も。Google Earthでロケ地を探したエピソードに、会場も思わず笑顔になりました。
原田マハさんの言葉とサイン会
原田マハさんは映画化について「自分の小説が別のクリエイターの手で映画という新たな作品になったことが嬉しい」と目を輝かせていました。
また主演が伊藤沙莉さんと聞いた時の最初の印象として原田さんは、
「マジム役にぴったりで私も大ファン。脳内で再生したときにすぐ沙莉さんが浮かんだ」
と話されていました。
原田さんも同じ回を鑑賞。上映後は人だかりができ、即席サイン会も!小説を持って行った私はすかさず並び、サインをいただけました。マハさんに「この小説がきっかけで南大東島にも行きました!」とお伝えしたら、「ありがとう!」とすごく喜んでくれました。とても気さくな方で、会場の皆さんからサインや握手を求められていても気さくに対応されていて、一層ファンになりました。
まとめ
会場は終始あたたかく、拍手や笑いに包まれていました。舞台挨拶で直接聞いた言葉があったからこそ、その後の映画鑑賞はより胸に響きました。
伊藤さんの「見終わったあとに“また明日も頑張ろう”と思える作品」、芳賀監督の「ジャンルで言うと“真心映画”」という言葉が特に心に残っています。
この記事を読んでくださった方に、会場の雰囲気が少しでも伝われば嬉しいです。ぜひ劇場で、沖縄の風と真心を体感してみてください。
関連リンク
▶ 映画『風のマジム』とは
▶ 南大東島へのアクセス方法
▶ シネマQ公式サイト
▶ 映画『風のマジム』公式サイト(全国公開スケジュール)

