風のマジムとは
『風のマジム』とは、沖縄で働く若き一人の女性が社内企業プログラムに応募し、家族や周りのサポートの中で「南大東島のサトウキビを使ったラム酒を作りたい!」という夢に向かってゼロからラム酒づくりに挑戦していく様子を人気作家・原田マハさんが描いた小説です。これは「グレイスラム」社長・金城祐子氏の実話をもとに描かれた作品です。
作者・原田マハさんについて
『風のマジム』の著者は人気作家の原田マハさん。アートや人の挑戦をテーマにした作品をいくつも発表しており、沖縄を舞台にした小説も手がけています。幅広い世代の読者から支持される作家です。
映画化が決定!

小説『風のマジム』は累計14万部を突破した人気作が待望の映画化。2025年9月に映画として公開されます。主人公まじむが夢に向かって奮闘する姿が、スクリーンでどのように描かれるのか注目です。詳しい公開日や予告編は、下のボタンからご覧ください。
物語の舞台・南大東島
物語の背景となるのは、沖縄本島から約400km離れた南大東島。広大なサトウキビ畑に囲まれた大自然のなかで生まれたラム酒「COR COR(コルコル)」は、物語の象徴的な存在です。小説や映画を楽しんだあとに島の空気に触れると、作品世界がより立体的に感じられます。
このサイトとのつながり
実は私自身も、この物語に強く心を動かされた一人です。小説を読んで南大東島に関心を持ち、「今年こそ島へ行ってみよう」と思っていた矢先、偶然にも友人から「風のマジムを読んだことある?」と聞かれ、不思議な縁を感じました。その流れで実際に島を訪れることになり、広大なサトウキビ畑や島の人々の温かさに触れて、この地の魅力をより深く実感しました。
「この魅力をもっと多くの人に届けたい」――そう思い、このサイトを立ち上げました。本や映画をきっかけに「南大東島に行ってみたい」「どんな島なんだろう」「沖縄のラム酒を味わってみたい」と感じた方にとって、少しでも参考になれば嬉しく思います。